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Channel: ROCKY MUSEUM (館長日記)千葉県生まれ、千葉県育ち、千葉県在住のラーメン大好きロッキーが日々食べ歩き
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【千葉ラーメン情報】創業25年を超える老舗「喜多方ラーメン 圭水@市原市・五井」会津磐梯山を想う☆

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火曜日の朝、おはようございます。

 

今朝ご紹介するラーメンは、「市原ラーメン王国」より。

 

JR五井駅東口から歩いて12分ほどの距離にある「喜多方ラーメン 圭水」です。

 

圭水の創業は1989年12月。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、1980年代はご当地ラーメンがブームになった年代。特に福島の「喜多方ラーメン」は、旅行雑誌「るるぶ」の特集で、蔵の街で、ラーメンの街でもある喜多方市が紹介され、全国から観光客が喜多方にラーメンを食べに訪れ、全国にラーメンブームが波及したそうです。白河、佐野、尾道もこの年代に有名になりましたね。

 

圭水の店主、鵜澤伸治さんも喜多方ラーメンブームに乗った方。雑誌を頼りに喜多方ラーメンを創作。鶏ガラ、ゲンコツ、煮干しなどを使って独自の喜多方ラーメンを作り上げました。麺は創業当時から福島県会津若松の老舗「ヤマゴ製麺」を使用、ただ近年ヤマゴ製麺が倒産してしまい、現在は喜多方市にある「曽我製麺」を使用。大きく縮れた平たい多加水のプリプリ麺は健在。

 

喜多方といえば、醤油ラーメン、でも圭水は、全国の味噌をブレンドした味噌ラーメンが常連さんに一番人気。あと醤油ベースで野菜と卵の餡の「圭水めん」という人気ラーメンもあり、何にしようか、凄く迷いましたが、10数年前に食べた醤油ラーメンをまたいただく事にしました。

 

余談ですが、店主は元木材の加工をする仕事をされていたそうで、店内のログハウスみたいな内装の木の加工は全て店主の手作り。

あと気になった店名ですが、「圭水」は奥様が書道の段を持っている関係から、書家の先生につけてもらったそうです。商売をする上で水は絶えず必要、常に喜んで仕事をするようにとの想いが店名に込められているんだとか。なるほど、それで25年以上、続いたのですね。素晴らしい。

 

そんなお話を伺いながら、女性店員さんが醤油ラーメンを運んで下さいました。オープンした当初は魚臭いと近所のお客さんからは嫌がられたそうです。それが今では人気ラーメン店。ラーメンって不思議ですね。のってる具も10数年前と変わらない、なぜか醤油ラーメンにコーンがのってます、そしてチャーシュー、メンマ、海苔、ワカメ、ネギ。不思議な喜多方ラーメン、でも美味しい。こんな大きなドンブリに具沢山で今時630円なのも、嬉しい。店内はジャズが流れ、昔から喫煙OK、カウンターの4席だけが禁煙。

 

最後にちょっと残念なお知らせ。店主がご病気で現在週2回通院されているそう。その関係で、お店もあと何年続けられるか?という状態だそうです。もし食べてみたい方はお早めに。私も今度は味噌ラーメンを食べてみます。

 

ご馳走様でした☆


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